内容紹介
治安維持法等の犠牲者たちは侵略戦争に反対し、平和と自由、主権在民、労働者・農民の生活防衛のために命がけでたたかってきました。これに対して特高警察など天皇制国家権力は、労農党代議士山本宣治に対する右翼の暗殺テロ、作家小林多喜二に対する拷問・虐殺など過酷な弾圧を全国的にくりひろげ、その数は、虐殺死80人、拷問・虐待による獄死114人、病気などによる獄死1,503人、逮捕・送検者75,681人、逮捕・送検されたなかった人は数十万人にのぼりました。 本書に紹介された人々の多くは、北は北海道から南は沖縄にいたるまで、全国各地の治安維持法国賠同盟のねばりづよい努力によって発掘・顕彰されてきた記録の一部です。その犠牲者の多くは、20代という若さで平和と人間の尊厳をかけてたたかってきた青春の群像でした。 本書を手にされた方々にぜひご一読をおすすめするとともに、とくに若い世代の人々に、かってこのような抵抗の青春を生き闘った人々がいたという歴史の真実を知ってほしいと願わずにおれません。