内容(「MARC」データベースより)
軍事OR(オペレーションズ・リサーチ)の理論・応用研究の現状と発展の理論を概説し、戦術分析をテーマとする軍事ORの中から、捜索理論、射撃理論、交戦理論の3つを取り上げて、それぞれの理論の概要を述べる。
著者からのコメント
第二次大戦後、世界は熾烈な東西冷戦を経て1991年にはソ連邦が崩壊した。その後、宗教の対立や民族紛争が世界中に蔓延し、更に9.11.テロ以後は国際テロ集団との新たな戦争の時代に突入した。一方わが国は大戦以後、夢想的な平和憲法の陰で自国の安全保障を米国に委ね、防衛や危機管理対策を棚上げしてきた。そのために今日、国家安全保障と危機管理の体制は、国民の意識、法制度、情報組織及び防衛装備等の全ての面で綻び、対策が焦眉の急となっている。そこでは軍事行動と治安活動の境界はなく、情報と意思決定分析及び防衛資源の最適運用の取り組みが強く求められている。この体制造りの中心的課題は、「防衛情報・意思決定分析システム」の構築であり、その骨組みを造るのがシステム分析技法による意思決定分析の科学;オペレーションズ・リサーチ(OR)である。ORは第二次大戦の直前に英国で始まり、大戦中、作戦行動や兵器の運用法を科学的に分析して作戦の効率向上に大いに貢献した。戦後、ORは理論・応用の両面で爆発的な発展を遂げ、今日の情報化時代の中心的なシステム科学となった。その軍事応用を軍事
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