酒井 典久
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ページを開いてまず驚くのは、本書が扱うトピックの多彩さだ。「ゼロ金利」「財政構造改革」といった経済分野から、「クローン」や「ヒトゲノムプロジェクト」などのハイテク分野、そして「ひきこもり」「援助交際」「パラサイトシングル」という社会現象にいたるまで、現代的でビビッドな150のテーマによって構成されている。
語彙の覚え方もユニークな方法を採用している。「憲法改正」というテーマを例に挙げると、まず英文だけの文章が提示された後、「伝統的に、The Japanese ConstitutionのArticle 9は触れてはならぬものと考えられていた」というように、和文の一部が英語になった文章が掲載されている。こうした部分を文脈から推測しながら読んでいくことによって、「The Japanese Constitution」は「日本国憲法」、「Article 9」は「第9条」と、しっかり覚えられるという仕掛けだ。一般的に語彙の学習は単調になるきらいがあるが、こうした「推測」という知的作業を介在させることによって、楽しくかつ集中的にボキャブラリーを増やしていくことができそうだ。なお、CDも付いているので、耳からの学習にも対応可能である。
本書の収録語数は1800で、基本的な会話には十分だろう。また、TOEICなど資格試験の頻出語ともかなり重なっているので、こうした試験の準備を進めている学習者にもおすすめだ。(成重 寿)
出版社からの内容紹介
最新の話題を中心に、覚えておきたい単語を150のトピックに分けて紹介。ニュース記事、TOEICなどの英語の試験にも役立つ重要単語1800を厳選。トピックごとに、キーワードを相互に関連付けながら文脈で覚える仕組みになっている。
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